東芝 RT-S77

東芝　RT-S77

S57　1982年　￥49800　だったのは判った。
まだオートリバースはめずらしい頃なんじゃ無いか？
「テープが動かない」ジャンク。
ラジオは奇麗に入る。
昨日まで足掛け何日か弄っていた。

表のつまみ類を全部外す。
裏のネジを外せばバッかと前が外れる。

底のネジが目立たない。要注意。

げた？で付いたツィーターを外す。

これで前面がガバッと外せる。

内部のホコリが凄い。

カセットメカからだけでコレだけ出た。
当然全体からはもっと出た。

前面に付いているスピーカー・・・コードを外すのが面倒なので端子を付け脱着し易いようにした。
スピーカーは全部生きている。

カウンターのベルトはまだ使えそう（でも換えた）。

ネジ三つ(銅色)でメカは外れる。

作業するには横のカプラ3つを外すと裏返しに出来た。
非常にやり易い。

動作はベルト1本で行なっているよう。

フライホイールに朽ちたゴムがこびり付いているのを剥がす。

そして角ベルトを入れる。
後のパネルは全部は外さす滑り込ませ交換。
メイン角ベルト　85mm/1.6mm
カウンターベルト　45mm/0.9mm
コレだけであっさりテープは動くようになった。

しかしオートリバースが効かない。
動作ボタンで正逆の切り替えは出来るんだが、テープが止まった後そのままスットップしてしまう。
手動の切り替えスイッチ押すとやはりストップ。
いろいろ様子見ているがどうしてもダメ（厳密には一回だけ動作した）。
逆方向に切り換えるとヘッドがガッチャンガッチャンと上下して動かない事がよく有るけど。

再生音にボソボソとハッキリ何か篭った音が乗る。
そのうちヘッドの正逆の回転がおかしくなり、モーターが回っているのにテープメカが動かなくなる。
かなり焦る。

ヘッド下のプラのギア・・・一部割れちゃって緩み下に抜けた。
戻すの苦労した。緩み防止はとりあえずネジロックで。また緩むなら接着かな？

篭った音が乗るのはミキシング関係の基板を隙間から掃除したら収まった。

普通に再生（正逆）等は出来る。

オートリバース効かないのを治すにはメカの全バラが必要？
リスク高いので再生出来るから辞めておきます。
まだ外部出入力と録音は試していない。

なかなか完全には治せない物だな。
（治してどうする？）

ヘッドが回る所を見せたいらしい窓。
珍しいね。