02/24 ショーワの工場見学後のドフで確保。
パディスコ5310 1977年 当時¥20600。
何のヘンテツも無いラジカセ・・・テープは回らないが、音は出る感じ。
去年パディスコがイマイチな仕上がりなんでそのリベンジな感じで治してみようかと・・・。
確定申告のメドが付いてから作業開始。
アンテナ根元以外のネジを外すと背面は外れる。
アンテナと電源のキボシ外すと分離出来る。
以前のパディスコ5050に比べ楽。
カウンターのベルト以外切れている。カウンターのも延び延び。
モーターにもガッツリこびり付いている。
メインのキャプスタンベルトが平ベルトなのは意外だった。
角だと思っていた・・・平ベルトはここに合うサイズはない。
動作確認だけでもと角ベルトで代用。
回しているとベルトが上に上がって外れるのでOリング噛ました。
キャプスタンベルトが直径80mmで他2つが60mmっぽい。
矢印のベルトを間違えて65mmを付けていた。コレが後々悲劇を生む。
この状態で一応動きました。
ちょっと巻き取り軸が止まったりが有りますが・・・
そしてスピードが明らかに速い。
モーターを外してみたが調節の穴とか有りません。
コードの+は電源に・・・もう一つはここに。
どうすりゃイイか判りません。
ボリュームにガリや接触不良有ったのは裏で接点復活剤流し込んでグリグリ・・・。
FMの入りがイマイチ・・・入ったり、入っても音が小さかったり。
どうも切り替えスイッチに問題っぽい。
スイッチ根元端子にシリコンオイルさしてガチャガチャと・・・ほぼ問題なくなった。
左側の巻き取り軸が不定期に止まる・・・下手をすると巻き込んだ。
テープがキャプスタン軸に猛烈に絡み切れてテープ1本ダメにした。
ピンチローラーがキャプスタンに押し付けられていたようで一カ所凹んでいる。
送りの不良はこのせいだと思っていた。
サンドペーパーで削ります。相当時間食ってます。
完全に消すまではやらなかった。
スピードが速いのが気になったので強引にちょっと小さい平ベルトを付けてみた。
回転が落ちました・・・落ち過ぎ。
そのうちズレて外れるようになったのでまた角ベルト(70mmとキツ目)に換えた。
ココのトルクが回転に影響している?角ベルトでは軽すぎでダメなのかな?
平ベルトは幅が4mm以下でないと他のプーリーに擦る。アキバじゃ5mmしか売ってないんだが・・・。
巻き取り軸が不定期に止まるのは隠れているプーリーに上手く回転が伝わってない事が判ったがどうやったら治るか判らん。
右の金の被せがあるプーリーの根元から伝わっているんだが、そこから不安定。
そして先に書いた65mmのベルトに付け間違いたのを60mmに換えたら大分伝わるようになった。
(トルク不足だった?)
現状テープによっては止まって巻き込みそうになる事も有るが大分スムーズに動作するようになった。
ただオートストップが機能しません。
スピードが速いのは未解決。平ベルトに換えてみないと何とも言えん。
中も凄かったがスピーカーからコレだけ綿ホコリが出て来た。
撮み出すのも結構大変でした。
出かけているヒマが無いので通販でベルト頼んだ。
ベルト届いた。ただ幾つか注文したうちの直系80mmがどうも85mmっぽい。
(使用する前に気が付いて良かった)
仕方ないので75mmで代用。
元が3mm幅だったので1mmチョイ幅を切りました。
再生スピードは正常に近い感じになりました。
が、回っているとベルトが上がって来て結局矢印のプーリー擦る。
回しているとベルトがこんな感じに上がって外れる。
75mmではテンションのかかり方が悪いようだ。
しばらく外れては填めてを繰り返す。
馴染んで来ると再生では外れなくなった。
早送り巻き戻しでは外れて来る。やはり正常なサイズと思われる直系80mmを試してみないとな。
(問い合わせたら返送用の封筒同梱で正しいのを送ってくれるようだ)
平行に進行していたTD-V631から外したちょっと緩いベルト(直系80mm)を1本使ってみた。
色々出ていた問題はなくなりました。
巻き取りが止まりそうになったり、ベルトが外れそうになったりは無くなった・・・やっぱ正しいサイズがイイのね。
再生スピードも「こんな物だろ?」的で良しとします。
ただオートストップが効かないのが判らない。
表側からも見ないと原因が掴めそうも無いが、壊しちゃうだけになりそうなのでコレで止めておく。
あ、録音は試してません(笑)。
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