アンプ A-817XXの整備
2/1〜2とやってみた。
オンキョー A-817XXを治してみようかと・・・A-917Fが来てから座敷の隅で寝てました。
片方の音が余り出ず、音量を上げると音が出る・・・
前に検証しておそらくリレーの接点が煤けているのに間違い無いと思います。
最近「初めてステレオ買ってもらった頃(1977年前後)のアンプが欲しいなぁ」なんて物欲が湧いて来たので
そんな事するなら A-817XX復活だろ?と自問自答でやってみる事にした。
底面を外します。ここを外すのは初めて。
開けてビックリ、ドン引き。
何か漏れてオモイッきり腐食してます。
画像真ん中、大きなコンデサの底から電解液が漏れてますね。
コレのせいか?
自分にはどうにもならないのでスルー。
リレーの取り外しにかかります。
3つのツメのうち2つはギリギリアクセス出来るんだが・・・
ここの10カ所の半田を取ればリレーが外れるはず・・・・
無理でした。
うちの半田ごてでは温度が合わない?上手く溶けません。
ケースのツメを壊し外す事にしました。
(この辺りは必死で画像がない)
二カ所のツメは折ったんだが、もう一カ所は内部の仕切りが邪魔でアクセス出来ません。
コジッたり何やら色々やってます。
ケースはかなり浮くんですが一カ所が外れず取れません。
2度程やっぱ半田を・・・と挑戦したがむしろそっちの方が基板を壊しそう。
ケースを壊す事にした(笑)。
リューターでケースを割ります。
場所が狭く使える刃が限られるのでやりにくかった。
最小限の切れ目で・・・なんとかこの一カ所でケースは外れました。
後は接点の掃除です。
狭いので-ドライバーに両面テープでサンドペーパーを張った簡易治具で磨きます。
上の銅板内側も磨きます。
(ここでサンドペーパーは使っちゃいけないんですね。次回から考えます。)
接点に接点グリス塗って終わり。
ここまで何時間かかったやら・・・さっさと割っちゃえば良かった。
ケースの割れ目はテープで補強。
ケース自体は両面テープで停めました。
ちゃんと修理している人が見たら呆れそうだが、自分が聞けるように治ればイイのでコレでイイ。
取りあえずCDPとスピーカーを持って来て音出し。
最初からちゃんと左右から音が出るようになりました。
そして元にもどします。
このスタビライザー(錘り)、なんとかならんかね?
重過ぎなので付けるの止めようかと思った。
日を改めて少しテスト。
テストにも置く場所が無いので画像も録りにくい。
あれだけ電解液が漏れた跡が有るのに、特に問題なく音は出てます。
レコード、CDを聞きました。
トーンやバランスのガリも皆無。
これでしばらく使えるかな? 置き場所ないけど(汗)。
昨日急ぎの仕事で午後から仕事部屋ごもりだったので、最低限CDプレーヤーと一緒に持って行き流しっぱなしに。
ここで聞いていて判ったが、“CD ダイレクト”ポジションだと右の音が僅かに落ちている事に気が付く。
・・・・いや、自分ではどうしようも無いので放置。
元々“CD ダイレクト”ではあまり聞かなかったので・・・。
素人が30年選手に完璧を求めるのは無理ってもの。
保証書や領収書が出て来た。(一緒に買ったケンウッドのCDやデッキのも)
30年前の86年に買ったと思っていたけど、買ったのは1987年だった。30周年は来年か・・・。
石丸ビデオセンターで、A-817XXは当時¥66000で買っていた。全然覚えてなかったわ。
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