DP-47F・・・その後

一応動いたジャンクのデノンDP-47Fなのですが
買って来てしばらくしてから45回転でクォーツロックが効かなくなりました。
そのうち33回転も効かなくなりました。
ロックのランプがいつまでも点滅してます。（音も揺らぎます）
手で“チョン”って程度に回転をサポートするとロックします。
（その後は途中で狂ったりはしません）
その他の動作に問題は出ていません。

正常じゃないが使えない（聞けない）レベルでもない・・・・

何が原因か判りません。
ひょっとしたらグリス切れのとか可能性もあったので開けて見る事にした。

底板が外れなかったので足も取ったが関係無かった。

両面テープでしっかり付いていたのでこじって開けてます。

一応中身です。

アームの根元。

引っ張ったらスポッと抜けました。

ココのシャフトのオイル不足なのかな？
抵抗になって回転トルク不足なのかと思った。
ちょっとだけオイル塗って元に戻す。

そしてアセッブリを戻そうとしたら・・・

『パキッ』

え？？

一カ所ネジ止めの所が崩壊しています。
画像では形をなしているが、この後バキバキに崩れます。

可能な限り破片を集めて瞬着で組みます。

それだけでは恐いので補強。
金属エポパテが強くて良さそうだが、何か有ったとき固くて修正が利かないので木工パテで補強。
多分大丈夫そう・・・他の同様な部分にこのような痕跡は無かった。

元に戻して動作確認・・・やっぱロックしませんね。

画像を探してみると磁気ヘッドの位置が結構まちまちです。
これか？

位置をずらしてみたりしましたがどうも関係無さそうです。
ってか、ここは触っちゃいけない事は判った。

結局何も変わりませんでした。
まぁ￥4320だしな・・・。
それでも今回、中の割れている部分を直せたのは良かった。

DP-47FやDP-37Fって数が売れたのも有るだろうが、ジャンクをよく見かけます。
なんか不良が出る箇所が色々有りそうね。