で、またパイオニア PL-A300の整備
昨晩から今日にかけてやってみた。
正面の木目プリントが並んでいた他のジャンクが当って傷付いているのが残念だが
多少角を打っている以外大きな破損も無く良かった。
足も生きている。
取り説付きとは珍しい。
ちょっと書き込みは有るが、自分が昔から保管しているのより奇麗だよ。
さて、昨晩は実家から帰って来て晩飯を挟みながら動きを確かめてみる。
ウエイトは以前買ったジャンクから、針は自宅のヤツに替えて視聴。
手前の部品取り&参考に買ったジャンクは今度廃棄。
(3台も要らないから取れる部品は取って小電力家電無料回収に持って行く)
なんか回転に不安が有るけど一応音は出た。
動作も殆ど問題無い。(最近まで使われていたか?)
針先だけ交換し、付属のカートリッジを使ってみたら左から音が出ない。
リード線をつけなおしたら音は出るようになった。
ターンテーブルを取ってみると中のベルトは荷造りゴムだった!
(ターンテーブル内側には張り付いたベルトの跡・・・こそぎ落とした)
アンチスケーティングがズレている。(画像が最小。これは回し過ぎでズレただけだった)
クランプバーの根元がグラグラ。
中を開けてチェック。
そして念のため可動部何カ所かにシリコンオイルを。
アームやウエイトに腐食が目立つ。
磨いたり削ったり・・・ダストカバーも軽く磨く。
酷いキズは無いけど、細かいキズが多くて中々消しきれないので軽く磨く程度に抑えた。
中のベルトは正式サイズに替えた。
回転はOK。
動作はスタートボタンをしっかり押さないと動き出さない以外は殆ど問題無し。
(オートで終わらない事も有るが、そういう事は昔からよく有るし)
全体的にはうちに有る治したヤツより動作はイイんじゃないか?
うちに有ったヤツと今回の・・・・
印字が違いますね。
38年前からのうちの・・・
この正面のキズが残念だな〜。もう少し早く確保していたらコレも無かったかな?
ウエイトやアームはいつもより頑張って磨いた。
(直に見ると結構跡は残っている)
PL-A300二台目取りあえず完了。
こんな古くて普及型の安っぽいプレーヤーだが、針とベルトさえヘタって無けりゃ、レコード鑑賞には充分です。
(あとはスピーカーに金を賭けよう)
こんな調子でアナログ一直線じゃ、ハイレゾなんかいつになるやら・・・。
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