テクニクス SL-J33R
2015 04/12
滝が原駐屯地祭の帰り、初めて行った八王子のドフにて確保。
テクニクス SL-J33R。
1986年発売で¥42800・・・意外と高いな。
プログラム選曲が出来るSL-Q6が2台有るが、もう一つ精度がアレなので・・・
85年発売のSL-J2のスキップや選曲の精度がかなり良いので、新しめなこれは期待出来るかなと・・・。
「動きません ジャンク」¥2160
多分プーリーベルトが切れているだけだろう。
外観は結構小傷有り。付属品(コード類)は無し。
底の足は殆ど千切れ、意味は無い。
構造的にはSL-Q6と一緒でしょう。
シャーシはしっかりしているがフタのプラは薄く軽い。コストカットかな?
針は折れている。
・・・・と思ったら、カンチレバーごと奥に引っ込んでいた。
外して後から細い針金で押し出したら出て来ました。
(いい悪いはともかく、音は出ました)
シングルアダプターのパーツのツメが折れてないのは良かった。
とりあえずそのまま電源を入れたがモーターがうなる音だけでアームは動かない。
フタを取って中を見ます。
バラし方はSL-Q6と同じでプラビス。
一カ所のプラビスが欠品。
例のごとくモーターが空回りでベルトは滑って動かない。
プーリーベルトを交換しました・・・・が、アームが動かない。
プーリーを手で回して様子見ます。
そのうちアームが移動するようになりました。
オイルの固着が有った模様。
グリスは取れるだけとって、シリコングリスを塗りました。
カートリジッジは純正のまま?
しかし中までヤニ黒な感じ。どうしたらこうなるかね?
プレーヤー本体を拭いた感じはヤニが付いているって汚れは無かったけどな。
底を取って中を見る。
メカが大丈夫そうなので、フタのクリアー部分を磨いたり、黒い部分をレタッチしたり。
組みます。
プログラム再生がほぼ不可なSL-Q6を部品取りに潰す事にした。
(普通にフルオートプレーヤーとしては生きている)
ちょっと腐食があったターンテーブルを移植。
プラビスと代わりの足はSL-Q6から取りました。
足はSL-D33とか普通の大きさのプレーヤーの物。
レコードをかけてみます。
レコードを置きフタを閉めると、アームが盤面をトレースして曲数を表示します。
曲番のスイッチを押した通りに選曲再生します。
針が降りるときはミューティングはかかっているようです。
ふたを開けるままで曲数は記録され、何度でも選曲出来る。
一曲終わると次の曲にスッとアームは移動します。
基本動作は問題有りません。
が、針が降りる位置はイマイチです。10秒程前に降りて10秒程前に針が上がり曲が切れます。
残念〜〜。
治す方法は有るのかなぁ?
“サーチ”のスイッチの使い方が判りません。
思った動作をしないので、ヒョットしたらこの部分だけはイカれているかも?
ま、でも一応聞けてます。
(フルオートプレーヤーとしては全く問題無し)
追記
アース線の取り付けがその他うちに有るテクニクスのリニアトラッキングプレーヤーと違う。
今までは棒状を刺すだけなのだがコレはACアダプタをつなぐようなジャック。
後日ジャンクのACアダプタを買って来て、サイズの合うのをバラしてアース線を作りました。
Comments