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2015.04.21

トリオ P-9D

トリオ P-9D リニアトラッキングレコードプレーヤー

値札は「NG ¥524」だけ。ジャンクです。
1982〜3年頃発売のロキシー R-5Dってシステムコンポの一部だったらしい。
やっと調べたがそれ以上全く判りませんし、それが正しいかも判らない(笑)。

4/6に確保して整備始めました。
150406_p001

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150406_p003
アームが動かないから音だし確認も出来ていないジャンク。
もうねぇ・・・止めようと思ったのだけどクォーツ制御DDドライブで選曲が出来るっぽいので
使えたらさぞ便利かなと・・・・。
カンチレバーが少し曲がっているが、ギリギリ聞ける位針先は残っている?

まぁ失敗しても¥540だし・・・いつものプーリーのベルト切れだろうと確保。
(それが甘かった)

150406_p004
下の見え難い所にセンサー感度スイッチ。ちょっとダサイ。

150406_p005
アームの先に照明用らしい電球が入っているが切れている。

フタを外してみる。
150406_p007
確かにプーリーのベルト切れ・・・と言うか跡形も無かった。
これ一度はバラされているかな?開けてなきゃ破片が残っているはずだものな。

150406_p008
コレもいつものようにメーカーが違っても直径25mmなんだが、1.2mm幅でないと受け付けませんでした。
ベルトが太くても細くてもプーリーが回らない。
モータートルクが落ちているのか最初から細いのか・・・・。

軸がオイルで固着していて中々上手く回りません。
ギアのグリスも可能な限り拭いてシリコングリスを塗り直した。

有る程度アームが横移動始めたのだがなんかおかしい・・・・
普通のリニアトラッキングプレーヤーだと最初から外側にアームが有って徐々に内側に行くのだが
コレは停止状態のアームは内側に固定らしい。
そしてプレイボタンを押すと外側にアームが移動して演奏を始める。
(この行程で盤面のトラックを読み取る?)
150406_p009
その証拠に内側に来た時、テーブルやアームを停止させるスイッチが中心寄りに有る。
コレに気が付かなくて停止状態で何で外側にアームが行かないのか悩んでいた。

150406_p010
そしてアームが上手く移動しないながらもレコードを強引かけていると、段々ちゃんと移動するようになって来た。


もう1つ問題。
LP版を認識しない? 盤面サイズはオート選択なのでマニュアルで指定出来ない。
スタート押すとEP.LPどちらを載せてもEP盤の所で針が落ちる。
盤面を検知するセンサーが働いていないか、どこか回路がおかしいのか?
(センサーのランプは点いている)
150406_p012
電子部品がイカれていると自分はお手上げ。
テスターとか無いし電気もどう通っているか判らないし。

マニュアルボタンでアームを外側まで移動してかければLPも聞けます。
オートストップが働かない事もままあった。

数字のボタンでトラックを指定してプログラム再生とか出来そうなのだが、LPを自動でかけれないから良く判らない。

ちなみに片面2曲の17cmLPで試してみたけど、正確に曲の間に落ちました。
(針の落ちる時ミューテングがかかっていそう)

中は開けて見ているのだが、自分の目視では異常は判りません。
5つ程ボリュームが有るのでセンサー絡みか弄って確かめたいとは思う。
壊れなきゃイイが・・・。

クォーツ制御なので回転数は33/45回転とも問題は無かった。
取りあえず『音は出る』って状態にはなったが、復活は厳しそう。

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